ミニレゾのミカタ

『ニートのいずみくん』の日記的なログ

〈ミニレゾ勝手に読書マラソン2017〉#3「「好きなこと」だけして生きていく。」

「そんなことできません!」
「好きなことだけして生きていくって、難しいよ。」
「そんなことできるならみんなやってるよ」

ああ、声が聞こえてきそうです..!!
でも、著者はそうではないと言っていますよー。

「好きなこと」だけして生きていけるんだ、と。

でも実際、そうやって生きて生きたいなあって思います.....。

が!!!!!

実はね、もうその生き方の構想できちゃってます笑
もちろん僕の生き方の構想ですよ!
おそらく、来年ごろから始める予定してます!!

それに、またもやこの本の言ってること
ほぼほぼ実践してるというか自然に身についてました笑

それには家族との関係性(やたらと家族関係が複雑ということじゃあないよ)
自分の身体的な特徴(とりわけ障害があるということでもありません)
環境より形成されてきた性格。

まあ、そんなところから僕はあるわけだけど、
兎にも角にも、心屋さんの考え方、すっごくわかるなあ。

心屋仁之助「「好きなこと」だけして生きていく。」2014, PHP研究所

f:id:minirezo:20170302031742p:plain

さて、心屋仁之助って誰ですか?

↓ これHPです。

www.kokoro-ya.jp

↓ これブログです。

ameblo.jp

 
心屋仁之助 こころやじんのすけ

心理カウンセラー。兵庫県生まれ。


大手企業の管理職として働いていたが
家族や自分の問題をきっかけに心理療法を学び始める。

 

それが原点となり、心理カウンセラーとして
「自分の性格を変えることで問題を解決する」
という「性格リフォーム心理カウンセラー」として活動。

 

現在は京都を拠点として、全国各地で
セミナー、講演活動やカウンセリングスクールを運営。

 

その独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、
テレビ番組を通じて全国に知られることとなり 、
たったの数分で心が楽になり、現実まで変わると評判。

 

現在は個人カウンセリングは行っていないが、
スクール卒業生により全国各地で心屋流心理学のセミナーや
ボランティアでのグループカウンセリングが広く展開されている。

 

発行しているメールマガジン「たった一言!あなたの性格は変えられる!」は
4万人を超える読者に支持され、
公式ブログ「心が 風に、なる」は月間1000万アクセスの人気ブログ。

2012年10月より約二年間、
テレビのお悩み解決番組において
芸能人に「魔法の言葉」を言ってもらうカウンセリングを展開。
何人もの芸能人が番組で号泣し、大きな話題となる。


著書累計は350万部を突 破(2016.5月現在)

「人間関係が『しんどい!』と思ったら読む本」中経出版
「心が凹んだときに読む本」王様文庫
「奇跡の言葉」 経済界
「すりへらない心をつくるシンプルな習慣」朝日新書
「一生お金に困らない生き方」PHP
「人間関係や仕事、恋にも有効! マンガで学ぶ 心屋仁之助の 「非常識」でコミュニケーションはラクになる」メディアファクトリー

などがある。


また、2015年、2016年と、音楽活動を本格的に開始し、
心屋の「魔法の言葉」にメロディを載せた
「魔法のうたⅠ」「魔法のうたⅡ」を続けてリリース、

2年連続で大手ライヴハウスZepp」を回る全国ツアーを敢行、
それぞれ4,000名近い観客を動員、現在も音楽活動を積極的に行っている。

本当に、「この人」がやりたいことをやってます笑!
すごいね!!

「「好きなこと」だけして生きていく」ってどんな本なの?

うん、これは意表を突かれた。表紙に。
この表紙のポップさでは、内容の「勢い」が表現されてないの
だから、表紙を見て買った人には、
げんなりしてしまった人もいたかもしれないね。

だって、章立てもデザインも単調だから、集中するなら文章にしかない。
でも、肝心のその文章が、ぜんっぜん優しくないの笑
すっごい厳しいことばかり!
僕には無意識にしていることを、丁寧に書いてくれているから、
とても理解しやすい内容だし、文字数もページ数も断然イージーな本。

でも、同じ結論の話をいろんな方法で延々と書いているから、
理解できている僕でも、とても責められてるみたいな気分になった...笑

たまに傷はあるけど、でも、読んで見て損はないんじゃあないかな。

読んだ後で、そこにある想いとか考えをどう使うかは、
読んだ人次第だし、
読むか読まないかくらいでくよくよしてる人は、
この本を読むことすらたどり着かないと思うよ笑

そんな本かな笑

* 勝手に読書感想文 *「自分軸で生きていくという思想」

 まあ、自己啓発本ってのは、自分の考えを披露するためのもの。だから「おお!なるほど!そういう考え方もあるかな!!」と、こんな姿勢で読んでしまえばいい。それに、大概こういう本は、抽象的なテーマのくせに言葉が分かりやすいから、読みやすい。それに、読んだ後もその言葉たちを信じることができるなら、すぐにそれらを自分のものにすることができる。僕はこれまで#1#2#3のすべての内容のほとんどを、人間関係の中で気づいて実践することで学んできたから良くわかる。ただ、その視点が、稼ぐのか生きるのかという視点の違いだけだった。ともあれ、そんな教訓が本になってるとなると、何度も繰り返し原点に立ちもどれるからいいね。

 ひとつ。この本を読んで、改めて思ったことがある。それは、僕たちはみな、宗教信者だということ!笑衝撃的かな?笑でも、僕はそういうことだと思う。母に最近読んでいる自己啓発本シリーズを見せたところ「私、そういう本苦手。なんか洗脳されてるみたいになるもん」って言いました。僕もそう思います。「伝え方は9割」は教訓じゃなくてスキルを伝えてるから、ともかくとして、「斎藤一人の人を動かす」とか「「好きなこと」だけして生きていく」とかは、いわゆる精神論とも言える。裏を返せば、信仰とも言える。

 僕は母に似た経験をしたことがある。自己啓発本にそれを感じたわけではないが、僕が感じたのはあるアーティストのライブだった。数えきれない人が押し寄せる会場に我先にと入り、音楽がなると、みんな跳ねる笑そして、音楽が鳴り止めば、アーティストの言葉に観客は耳を傾け「大した話をしていないよね?」ってところでも、「ああすごい」ってなる。みんながみんな、このサイクルではないだろうけど、その光景を見たときにめちゃくちゃ冷めちゃったのを覚えてる。(でも野外フェスとかも言ってました笑)この本にもそれを感じる。でも、音楽を楽しむこと=宗教ではないのが一般人のルール。でも、その根本は、いかに「信じるか」「信じているか」というところにあるんだと思う。

 だから、はじめにこの本を読む人は、どこか胡散臭さとか、なんか責められてるとか、あ、怒られてるって思う人もいるかもしれないけど、それは違う。文字面はそもそも冷たい印象をもっているものだし、その言葉選びが著者の特徴なんだと思えばいい。僕からすれば、みんな宗教だよ笑目の前のこと(あるいは自分のこと)を、いかに信じるかということだもん。医者がよく言うじゃないのよ。「信じること、願うことで人は助かることがあります」とね。でも、それって宗教じゃん笑少なくとも医療ではないよ。だから、同じ言葉を言われて、医者の言うことを聞くのか、宗教総裁の言うこと聞くのかという話。

 つまり、みんな体裁を気にしてるだけってこと。そんなものは案外すぐに切り捨てられるものなのに。「社会的な体裁」と言う概念をもつ社会のあり方を信じているからこその群衆行動だよね。見えないものはないものと同じ。あるものは触れられるものと同じ。僕はそう思いました。以上。無駄に長いのに内容は実はそんなにない。

 

最後に。

「自分軸で生きていく思想」を信じる宗教ということ。
そして、それを信じている人がいるから、
セミナーがあったり、もう何冊もの本が出版されたりするんだよね。

こんな生き方できていいわねえってことじゃあない。
この人が言ってるのも精神論。
ただ、それは今までの精神論とは別の姿勢をとっているってことがポイント。
それは、「人からの期待」か「自分への期待」か。
まあ簡単にいうとそんな感じです笑

「サピエンス全史」って本で、フィクションこそが発展を生んだということ主張されてるんだけど、全くそう思う。お金も会社も実態はないのに、それが「ある」と思ってる(信じている)から、価値と義務が生まれた。要するに、全部、宗教です笑

 

 

 

そういえば、
今日うちに親戚の尼さんがお経を読みに来てくれました。
般若心経ってどういう意味があるんだろうね。

この話書いてたら、興味出てきました笑

 

 

 

では、ととん!