ミニレゾのミカタ

『ニートのいずみくん』の日記的なログ

「いつもとちがう」を選んだ日

「いつもとちがう」を選べた、その喜びを書いています。

 

今日は、「いつもとちがう」を選べました!これは、とても嬉しいことですよ。本当に嬉しい。でも一人じゃ気づけなかった。「いつもとちがう」を選んじゃった.....って、いつものように無難な道を行けばよかったって、そんな風に後悔すらしてたかもしれない。けれど、パートナーが認めてくれたから、僕は「いつもとちがう」を選んだ自分を認めることができました。そう、自覚することができたのです。

 

本記事では、ミニレゾが「いつもとちがう」を選んだ1日の様子をお伝えしています。

 

何かモノを選ぶときに「似たような色のものばかりを選んでしまう」とか、カフェに入ろうというときに「たいていスタバかドトールに入っちゃう(=同じ店に入っちゃう)」とか、Spotifyで音楽を聴くときに「同じアーティストばかり聞いちゃう」とか。

 

そういうことに少しだけ違和感を感じている人が、本記事を通して、「いつもとちがう」を選ぶきっかけを見つけてくだされば嬉しく思います。

 

 

いつもとちがう 1日のできごと

美浜に戻ってきてから何だかぐだぐだとだらだらと過ごしていることが多かったのですが、今朝はなぜだかシャキッと体を起こすことができました。それもまた、「いつもとちがう」のひとつだったのかな?なんて、思い出しています。

 

いつもとちがう、音楽を聞いた

給与を受け取るためだけに作った通帳の解約手続きのために、15分ほど待っていたときのこと。いつもは Ear Pods で聞いているのだけれど、今日は充電式のワイヤレスイヤホンを持って来ていました。今思えば、それも「いつもとちがう」ですね。

 

いつものようにSpotifyを起動して、ジャズを。と、思ったのですけれど、しばらく聞いて「ん、今日は何だかちがうなあ」って。聞いている自分が『全然ノッテないこと』に気づいてしまったのです。

 

いつもと同じ心地よさ、いつもの音楽、いつものジャズ。でも、何だか今日は面白くなかった。

 

だから、今日はグリムスパンキーを聴くことにしました。以前には聞いていたのですけれど、ずいぶん聞いてなかった音楽。グリムスパンキーは、ジャズとは全然ちがう、ロックな音楽。ロックなリズムも好きだけれど、そこにのっている言葉が僕は好きなんだってことを、久しぶりに思い出しました。

 

サンライズジャーニーという曲のこの詩は、今の僕の背中を大きく支えてくれる。何か「いつもとちがう」を求める人の背中だって。

 

大人しくバスを待っている 幼気な僕等よ
仲間は行き先知らないで 乗り込んで行ったな
ポケットのコイン数えたら 不安に負けるから
大好きな歌口ずさんで 煙草に火をつけた

くしゃくしゃになった 片道切符握るのさ
笑われたって 最後に笑えるはずさ

ずっとバスを待っていた
時代が常に変わり続けてた
詰め込まれゆく人を眺めては
「きっと僕等の乗る車じゃない」

(GLIM SPANKY「サンライズジャーニー」)

 

All Of Us という一曲も聞いた。

外にはひどい魔物がいて 手を出して笑ってた

こんな詩が出てくる。僕たちは、やったことないこととか想像もしたことないことは「ひどい魔物」みたいに見えちゃうもんなんだよね。でも、きっと手を出して笑ってるんだよ。大丈夫、こっちおいでって。

 

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しゃがれたハスキーボイスが、今も耳の中でロックしてる。

 

いつもとちがう、おやつを選んだ

退職した会社に少し立ち寄ることにしたので、職員さんに連絡した。3人いるということだったので、少しだけおやつでも差し入れすることにしました。

 

女性が多いのでシミコーンみたいなチョコ系の甘いお菓子にしようか、小包装されていて食べやすいヤングドーナツにしようか、どうしようかと悩みました。

 

相手に合わせて、当たり障りのないようなお菓子を選ぼうとしていたのです。でも、それは何だかつまらないなあと思ってしまいました。シミコーンやヤングドーナツに罪はありません。美味しいし、僕も好きです。

 

お菓子コーナーを歩いているとアイスコーナーが隣にあって、そこにハーゲンダッツがたくさん置いてありました。何種類もあって、期間限定のものがいくつか並んでいました。これだ!と思いました。僕はハーゲンダッツというと、だいたいストロベリーかバニラを選んでしまいがちな僕ですが、今日の僕は違いました。

 

「期間限定のハーゲンダッツが食べたい」と思ってしまったのです。でも、正直、お値段はそれなりにしました。だから、迷いました。安いアソートタイプにしようか。はたまた、振り出しに戻ってシミコーンにしようかどうか、迷ったのです。

 

季節は11月。肌寒い季節にアイスなんて差し入れはいいのだろうか、と。ただの差し入れに、こんなに出費する必要はあるのか、と。みんなこの味食べれるかな何味がいいんだろう、と。アイスコーナーをぐるぐると歩きながら悩んでいました。

 

でもそんなことは知ったこっちゃないや。僕が「美味しそう!」「食べたい!」と思ったものを、差し入れる。それでいいじゃないか。その値段も大した額じゃない。それで3人が幸せを一瞬感じてくれるなら安いもんさ。

 

僕は、そんな風にして、お金という制約についても、何を基準に差し入れを選ぶかということも、ぜんぶ「いつもとちがう」選択をしたのです。

 

そしたらやっぱり、みんな喜んでくれました。パンプキン、エスプレッソコーヒー、リッチミルク、メープル。目新しいことをシェアしあうってすごく嬉しい。

 

適当に相手が好きそうなものを選ぼうとしていたけれど、たまには自分視点に変えてみることもあっていいんだなあって思いました。

 

いつもとちがう、めがねを選んだ

寝て起きたら、とても大切に使っていためがねのツルが2本とも折れてしまったのです。

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折れてしまってから、たまたま家にあったコンタクトレンズを使っていましたが、ついにメガネを買いに行ってきました。

 

日本、二本、メガネが二本で5000円、で有名な赤札堂に行ってきました。もちろん、2本5000円で買いにいったつもりが、全然ちがうメガネを買うこととなります。

 

このメガネです。

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「いつもとちがう」めがね

通常レンズとサングラスのレンズが合わさっていて、サングラス部分はいつでも跳ね上げることができる。跳ね上げることで、普通のめがねみたいに使えるって仕組み。サングラス部分を跳ね上げている時は、まゆげが飛び出してるみたいになるし、少し重い感じになる。

 

実際のところ、2本で5000円という種類のめがねもいいものあったんです。いつもの僕なら、これにしようっていって買って終わりだったと思います。黒くて細くてそれでいて丸っこくて軽い感じのめがね。とてもシンプルで非の打ちどころがないって感じで、違和感が全くない。そんなめがね。

 

今までそんなメガネはずっとしてきたじゃないか!そんなことを静かに僕は思ったのです。そんな無難なメガネは、企業で仕事をするときにしていればいい。今の僕は、何にも囚われることなく、自由にここにあるものを選ぶことができる。だったら僕は、この丸メガネを選ぶ。そんなことを、1時間ほどぐるぐると考えて決断しました。

 

何度もかけては外しての繰り返しを繰り返す。

 

使いにくいかなあ使いにくいよなあ、普通のめがねの方が軽くていいよなあ、でも普通なんだよなあ、丸めがねをかけて生活するのも夢のひとつ、サングラスの必要性もわかってる、もう一つしかない。これだ。これにしよう。

 

そうやって、決めました笑

正直、使いにくいと思う笑

 

でも、悔いはないです。10日に完成するみたいなので、本当に楽しみです。

 

いつもとちがう、色の服を買った

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UNIQLO ライトウォームパデットジャケット+ キッズサイズ140

ふだん服を選ぶ時は、あんまり明るくない(薄くない)色を選ぶようにしています。どうしてかっていうと、その方が服を合わせやすいし、シルエットがはっきりするからです。

 

でも、何だか今日は、「白」を着たくなりました。白は汚れるからやめときな、そんな声が聞こえてきそうです。でも、黒でも青でも汚れて、色は褪せていきます。そんなわかり切っていることで嘆いていてはどうしようもない。僕は「白」が着たくなったんだ。だから「白」を着よう。それだけのことだったんだ。

 

着たいものを着るって、こういうことだったのかも。

そんな風に思いました。

 

 それと、昨年に盗られちゃったダウンに似たアウターもゲットして大満足。服選びでこんなにしっくりきたのは初めてのことかもなあ。

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UNIQLOの一番暖かいキッズアウター キッズサイズ150

いろんなブランドとか着てるインフルエンサーに憧れを抱いたりする人もいるらしいけれど、それって、そのブランドとかファッションが素敵ってことももちろんあるだろうけれど、本当に憧れているのって「着たい服を着てる」ってところ何だろうなあ。

 

だったら、何がトレンドかどうかよりも、その時の自分が一番着たいって思う服を選べばきっと「いつもとちがう」自分にも出会えるんかも。

 

「いつもとちがう」を疑いながら

いつもとちがう音楽を聞いたり、いつもとちがうおやつを選んだり、いつもとちがうめがねを選んだり、いつもとちがう服を選んだ。感覚で選んでいったのが、振り返ってみれば「いつもとちがう」だったんだ。

でも、その選択ひとつひとつ、やっぱり、これでよかったのかなって、無駄じゃなかったかなって思った。どこか頭の片隅で思いながら過ごしてた。

こんな自分を認めたもらいたいがために、instagramのストーリーを投稿したんだと思う。

 

「いつもとちがう」でいいんだよ

いつもとちがう、を選んだいずみは素敵だと思う。

パートナーがそんな風に言ってくれた。そう言ってくれた瞬間。全てがつながった。今日いちにち、オールおっけいだ!「いつもとちがう」でいいんだって思えた。

誰かが認めてくれるって、とんでもなく大きい力になる。

 

だから僕は、この「いつもとちがう」の記事を読んで「いつもとちがう」をやってみた人に、いいんだよって伝えたい。素敵だよって伝えたい。

 

「いつもとちがう」を選んだ自分はきっと、いつもの自分と一味ちがう

いつもとちがうことを選ぶことって、実際のところ、白い服を手に入れることでもサングラス付きの丸メガネを手に入れることでもグリムスパンキーを聞くことでもない。

 

「いつもとちがう」を選ぶことって、今まで気づかなかった価値観を見つけるってことなんだと思う。今まで知らなかった自分の価値に気づくってことなんだと思う。

 

他人のことを思いすぎてる時は、自分目線でものをみてもいい。

大人ぶってわかったふりしてる時は、わかりやすいものをみるといい。

どう見られてるかが気になる時は、どんな自分を見たいかを探求するといい。

 

僕たちはルーティーンで生活をしていくうちに「生活の枠」をどこかで決めてしまう。けれど、そんな風にして、自分の色を決めてしまってはもったいない。

 

「いつもとちがう」を選んだ自分はきっと、いつもの自分と一味ちがうはずさ。だって、今まで見つけられなかった価値観に、出会っているということなんだから。

 

どうしようもなく怒ってしまう自分も、どうしようもなく他人にあたってしまう自分も、どうしようもなく嫌気がさす自分も、「いつもとちがう」自分を旅しているんだと思う。そうやって、いつもの自分の幸福を知っていくんだよ。

 

 

もう一度書いておこう。

 

「いつもとちがう」を選ぶことって、今まで気づかなかった価値観を見つけるってことなんだと思う。今まで知らなかった自分の価値に気づくってことなんだと思う。

 

 

ミニレゾ