草むしりをしていて思ったこと
昨日は、午前中に家の裏の空き地の草を根っこからむしり取っていた。むしるってなんだろうか。実のところよく知らないけれど、それはともかくとして、草むしりってのをしていたわけです。ひとりで黙々とやっていたわけです。
その時の僕はこう思っていました。いや、なりきっていました。イメージは、おばあちゃん。淡々と黙々と手を動かし続ける、年輪の多き人。動物でいえば、亀。ただ淡々と黙々と手を動かしていました。僕は、おばあちゃんになっていたのです。
そんな時、ふと思いました。
働くっていうのは、やっぱりこういうことなのかもしれないって。なんというか、どうにもうまく説明できませんけれども、ただひたすらに「必要なことに向き合うこと」こそ、働くってことなんじゃないかって。生きるために必要なことならば、誰かのために必要なことならば、誰かのためになることなら、僕はずいぶんと継続的に働き続けることができるような気がしたのです。
ぼくは、こうやって生きていきたい。
そんな風にも思ったのです。
「こうやって」というのが、一体どんな風な働きなのかは、ぼくにもよくわかっていません。ただ、そういう働き方、生き方をしたい。そう思ったのです。
きっと言葉にできる理由もあるのだけれど、やめておきます。
ただ、そう生きたい。
ただそれだけのこと。
草むしりをしていて思ったこと。
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