ミニレゾのミカタ

『ニートのいずみくん』の日記的なログ

僕が1年半シャンプー&リンス&ボディソープなしで暮らしてみて分かった5つのこと

どうも、ミニレゾです。

 

先日は一晩で70ミリとか100ミリ以上の豪雨があり雷を伴う雷雨となりましたね。三重県四日市市の方々やそのほか被害に遭われた方々には、心から「無事でありますように」と願います。

「天気の子」では、こうした地球環境の変化、つまり、地球温暖化やそれに伴う天候の異常・異常気象なんてないと伝えているシーンがあります。また、僕たちが生活している場所は埋め立てられてきた場所であって元々は海であったということから、もしも街が全て水没したとしても、それは「もとの姿にもどるだけ」と。

大きな地球の歴史を思えばそうした考え方もできますが、生活をしていくたかだか100年の間に起こってもらっては、なんだか困るというのもあります^^;

つまるところ、僕が1年半もの間①シャンプーなし②リンスなし③ボディソープなしで生活してきたのは、そうした地球への配慮からなのです。

僕がシャンプーとリンスとボディソープを使わなくなった理由 

自然への負荷が少ない生活をしたいと思った

2016年の地球一周の船旅が全てなのですけれど、そこであるふたりの人物に出会うのです。

一人目は鹿児島で家族とともにオフグリッドな生活をしていて、小学校を行政から借り切ってダイナミックラボというものづくり体験施設を運営している現代のヒッピー「テンダー」。現在は、ダイナミックラボを運営する「一般社団法人 その辺のもので生きる」の代表かな。

sonohen.life

二人目は、よすみんこと四隅大輔。バリバリ音楽プロデューサーとして成功したのちに、NZにある湖畔と日本との2拠点生活をしている。フライフィッシングやアパレルのプロデュース、自然に根付いた暮らし、雑誌の連載、オンラインサロンなどをしている。

4dsk.co

このふたりに出会ったことと、地球環境のことベジタリアンという存在など様々なことを考えた僕は、大学生として一人暮らしをしながら「自給自足できたら良いな」と思いたったのです。それで、大家さんがやっている畑を半分借りて、自分で作物を作り始めました。そうやって自然に根付いた暮らし方を求めていた頃、近所に住んでいるメグミさん『見せて!聴かせて!』vol.1 メグミさん 前編 | -青海波-『見せて!聴かせて!』vol.1 メグミさん 後編 | -青海波-からヘチマタワシをいただくことになるのです。

ヘチマタワシというのは、ヘチマを乾燥させてスカスカにさせて紐を通すと体を洗うためのタワシになるという謎アイテム。

身の回りのものを自分で作るということが「食べるものをつくる」に加えて「洗うものをつくる」に変わったのです。

そこから、体を洗うとき=洗剤を使う場面で、いかに環境に優しい暮らしができるのか考え始めましたように思います。

自然由来のものや環境に優しい洗剤を探した

BOTANICALという言葉もそろそろ古いのでしょうか?子どものアレルギーや肌の弱い人が増加してきたためなのか肌や環境に優しいスキンケア商品が数多く店頭に並ぶようになりました。シャンプー・リンス・ボディソープもまたそうです。でも、何かと色々入ってるっぽくて、どれも信用しきれませんでした。そのため、せっけんで体洗ってるっていう記事を見て、まずはそれを試すことにしました。

mizukifukui.hatenablog.com

これは順調にうまくいっていたと思います。せっけんというだけあってやっぱり洗った後はちゃんとスッキリします。油も取れている感じあるし、髪の毛はちゃんとキシキシになるので笑

でも、そんな中出会ってしまうのです。
そう、コバレレコーヒーさんにて。

minirezo.hatenablog.com

湯シャンをしている人に出会う

その人は、遠く福島の地で生まれ育って、縁あってこちらにやってきた。幼少期から山菜や野草について祖父母から教えてもらっていて自身も農家をしていた。コバレレコーヒーさんでのイベントの日に会って、出来るだけ自然に優しい体の洗い方はないものかという話をしたら「僕、湯シャンしてるよ」と!その時の僕は「湯シャン」という言葉すら知らなかったので、大変に驚きました。湯シャンというのはシャンプーの代わりにお湯だけで洗い流すというものです。当時の彼はまだ始めたばかりといっていましたが「何も問題ないよ」と言っていて、むしろ洗剤を使っていた時は「洗い流しすぎていて」、油分も頭皮にある微生物も取り除きすぎてたのかもしれない。今の方が調子いいとまで。これはやるしかないと思ったのです!

こうしてシャンプーとリンスとボディソープのない生活が始まった

こうして、湯シャン生活がはじまりました。湯シャンというので、頭だけの話だと思って浴室に入ってやってみましたが、そのまま勢いで体も丸っと洗剤なしでお湯だけで洗い流してみました。ヘチマタワシでゴシゴシして洗い終わって、出て、体を拭き取ってみても問題なし!というわけで、この方法が今も続いているのです。

僕が1年半シャンプーとリンスとボディソープなしで暮らしてみて分かった5つのこと

ここからは、湯シャン生活をはじめて良かったことも悪かったことも含めて5つに分けて書きます。いわゆるメリット&デメリットというものです。

必要なのはお湯シャワーと手のみ!

ヘチマタワシを使っていたのですがしばらくしてやめました。どうしてかというと、使うたびに中から種みたいなのが出てきたり、ゴシゴシすると結構痛かったり、癖のある香りがあったりすることの3つが大きな理由です。なので、手で身体中をごしごしするようになりました。

よってお湯の出るシャワーと手があれば問題なく体を洗えます。

非常に素朴な髪の毛になります。

多くのシャンプーやリンスやボディソープには、髪の毛を元気にする栄養素がふんだんに添加されています。また、油分を取り除くための成分も入っています。だから、洗剤で髪を洗うと油分が取れてさっぱりするとともにケアしてくれるからサラサラなんですよね。

湯シャンだとそれが「ない」です。ですが、自分の髪の本来の姿を取り戻すという意味では、僕は湯シャンはとても良いなあと思います。ただ、やっぱりサラサラになる方が気持ちがいいのは確かです。でも、それも慣れてしまえば、なんてことないのです。

思いのほか臭くならない!でも良い匂いもしない!

洗剤を使うとみんないい匂いがしますよね。その匂いを嗅げば、「あ、お風呂はいってきたんだ」ってわかるようなそんな匂い。湯シャンではそんないい匂いはしません。でも、自分の匂いがします。しかも全然臭いません。

1年半やってきて、匂いで弊害があったことは一度もありませんよ。これは最近わかったことなのですが、僕のニオイの要因は、僕自身から発せられているものと自分の体を拭いた布のニオイが移る場合とが考えられます。僕の場合は、体をふくてぬぐいのニオイが少し変だと自分も少し変になります。

また別記事に書きますが、うちにはエアコンもなく扇風機もないため、雨の日は室内干しにする必要があって倉庫のような部屋で埃もあるので、そうした匂いが染み付きやすいです。

ニオイの外的な要因はあるにしろ、湯シャンのみに関して、それが原因で匂いが強烈になったとかいうことは全くありません。

汗をかきすぎる夏場はちょっとだけ注意!

ただ、汗をかきすぎる夏場はちょっとだけ注意してください。やっぱり夏なので、湯シャンで洗い流したとしても、風呂を出てドライヤーをかけているうちにまた汗を書いてしまうので、その汗は蓄積していってしまうため、垢になっていることもありました。

また、ほんのりかゆいなあと思うこともあります( ;  ; )

環境にも、お財布事情にも、旅にも優しい生活ができる!

湯シャンにすることで、風呂場から流れ出る水に洗剤は一切含まれていないことになります。たった一人ではあまり意味がないかもしれないけれど、それだけでも環境に少しだけ優しくなれます。

何より、風呂場の洗剤3点セットを買う必要がないので、単純にその分を貯蓄に回すことだってできますし、他ごとに使ってもいいと思います。お財布にも優しいです。

これは旅行に行くときに本当にありがたいのですが、パッキングする荷物の量が格段に減ります。たいていは旅行先に洗剤は置いてありますが、自分にあうものを持って行きたい人も多いのではないでしょうか。でも、湯シャンであれば、全く何も持っていく必要がありません^ ^めっちゃ身軽に旅を楽しむことができること間違いなし!

最後に:これからも続けてゆくよ☺︎

今日は、なんかリンク貼ってみたり、ちゃんと目次作ったりして頑張りました。湯シャンは僕にはあっているような気がします。

高校生の頃に、お風呂に入り忘れて髪の毛だけさっとシャワーで流してドライヤーで乾かしたこともありました。今思えば、あれやるのとやらないのではずいぶん違ったなあと、これをかきながら思い出しておりました。

はじめるなら変に汗をかかない涼しい季節がおすすめです。

 

ミニレゾ