ミニレゾのミカタ

『ニートのいずみくん』の日記的なログ

はだかと、ことばと、半分と。

はだかになるってこと。

ことばってのは。

半分なぼく、もう半分はどこ。

.

.

.

f:id:minirezo:20190916061836j:image

今日は、東白川村に暮らすふたりに会いに行ってきました。住まいを見せてもらい、葉っぱ皿のチャーハンをいただきました。ごはんをたべながらお話もしました。ふたりのことばは、純粋で無垢で感覚に正直だった。怒った時の話が面白かった。

 

そのあと、山奥へと自然の中を歩いて進んで、ついた先。誰もこない山奥で、僕たちは、はだかになった。

 

はだかになってぷかーと水面に浮かんだり、蹴って進んだり、肩組みあっこしたり、ハグしあったり。辺り一面には苔が生えていて、それがとてもよい座布団がわりになったから、はだかのまんま座り込んで、まわりを眺めてみたりもした。

f:id:minirezo:20190916061730j:image

なんだか、とても現実とは思えなかった。帰りの車でも「夢をみているみたいだ」とパートナーに話した。

なんてったって、ほとんど初対面同士の人がほんの小1時間過ごしただけで、お互いに、はだかになっちゃうんだもんね。

 

ふたりは、じゃれ合うように戯れるように愛し合っていた。今の僕には、美しすぎる光景だった。思わず目を背けてしまうほどに。

.

.

.

 

僕は半分だった。

半分になったままの帰り道で

電車とは違うリズムで揺られながら

今日という日に、泣いた。

 

あの涙はいったい。

.

.

.

はだかと、ことばと、半分と。

 

 

 

 

ミニレゾ