【映画レビュー】新海誠の最新作「天気の子」を観てきました！1100円で。
ミニレゾです。
新海誠の最新作「天気の子」を、友人とともにイオンシネマへ観に行って来ました。
毎月１日ファーストデーだったので1100円で見れました。気づけば公開から１ヶ月。賛否両論があるという話を聞いたり、兄2人からは「１回見るだけでいいかな。」と聞いていたので、どんなものかと思っていましたが、僕は思わず泣いてしまいましたよ（ ; ; ）
そして、もう一度見たい。
この記事では「天気の子」を見てきたミニレゾの感想を書いています。また、学んだこと気づいたこともいくつか書いています。
天気の子を見て学んだこと・気づいたこと
まだ見てない人はぜひ見てほしい！！！
まず、また見ていない人は見て欲しいです。予告篇では、この映画の本当の良さは伝わりません。予告編のあの疾走感があって青春でただただ美しい映像には感嘆させられるほどです。ただ、この映画は美しいだけではないのです。
もっと深く、僕たちの生きる意味を気づかせてくれる。何のために誰のために生きているか、生きていくか。誰でもない自分と誰でもない愛する人と、どんな未来を、今を生きていくか。その葛藤と愛と人生の物語。
それでも、やっぱり予報載せておきます笑
後報が一番いい、好き。
日本の文化や歴史を伝えようとしているアニメーション
君の名は。でも、巫女の舞踊や口神酒、糸にまつわる話がありました。天気の子でも、天気の巫女やお盆、お彼岸についてのお話が出てきます。今の日本人にとって、美しくもなんでもない、面倒臭いだけの文化かもしれないけれど、そこにある本当の意味には、ちゃんと人が人を思う気持ちが大切に込められている。
そんなことをふと、物語の中で気づかせてくれます。
みんなに合わせるのではなくて、自分の気持ちに正直に生きる
疾走感のある音楽と映像の美しさだけが光る予告編かもしれないけれど、この映画の本質はもっと別のことのように思いました。人に合わせることに美徳を感じている日本人にとって恐怖にも感じつつ、与えていることもある同調圧力。社会人はこうだ、子どもはこうだ、中学生はこうだ。そんな風にして世間は、世界の天井を、世界の奥行きを、世界の深さを決めつけてしまいます。でも、世界はもっと自由でいい。
自分がどう思うか、どう思っているかが一番に大切だし、その思いを貫く意志は誰にも止めることは許されていない。愛している人とともにありたい。会いたい。そういう気持ちは、誰になんと言われようと持ち続けて隠さないで叫んでいこう。
いやあ、主人公とその周りの人の心の動きに、涙すること間違いなしよ。
結末が近づくにつれて歌の本当の意味が分かる（ ; ; ）愛にできることはまだあるよ。
「君の名は。」で、新海誠とのタッグで話題になったRADWIMPSの歌。映画を見ていると、もはやこれは「ラッドのPVやないか」と思わなくもないけれど、それは置いておいて、彼らの言葉選びのセンスは半端じゃない。新海誠が描く「天気の子」というストーリーをそのままに言葉に変換して、歌に変えて、響かせてる。
世界が君の小さな肩に乗っているのが
僕にだけは見えて泣き出しそうでいると
「大丈夫？」ってさぁ君が気づいてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って僕は慌てて言うけど
なんでそんなことを言うんだろう
崩れそうなのは君なのに
（RADWIMPS／大丈夫）
愛にできることは、まだあるよ。
僕にできることは、まだあるよ。
君にできることは、あだあるよ。
天気の子 weathering with you
天気の子には「weathering with you」という副題がついています。その意味は「あなたとともに困難を乗り越える」というもの。これは、映画の内容にぴったりの言葉で。この映画を見たことで、僕も自分のパートナーとともに困難を乗り越えていく、その意志みたいなものをとてもしっかりと胸の内に刻印された感じ。
「考えるのやめなよ」とか「もっと違うこと考えなよ」とか「もうやめときなよ」とか、そういうやたらめったら入ってくる重たい言葉に気持ちを押し込められて、それなりに笑って楽しくやっている人もいる。
でも、押し込めた気持ちは、やっぱり押し込めているだけで。押し込めるためのエネルギーもあるし、押し込めているのだからやっぱりその気持ちは自分の中にちゃんと「ある」はずだよ。
だったら、自分のことも大切な人のことも信じて、周りがどう思うかなんて関係なくて、そんな困難を乗り越えてゆきたい。押し込めることなく、もっと自由に生きていけばいいのよ。
まとめ；もう一度見たいです。
もう一度見たい。でも、今月の現金のこり１０００円しかない笑
