ミニレゾのミカタ

『ニートのいずみくん』の日記的なログ

兄弟旅[静岡編③]朝霧高原でプチキャンプしてきた!

土曜日の深夜に出て、日曜日の朝から昼過ぎまで楽しんで夕方には帰るというプランって、よくよく考えてみると、大変でしたね。兄たちはもう完全アラサー(僕ももうすぐ....)なのに、よくやるよね。でも、元気なのはいいことよね。だって、明日死んでもいいって思えるくらいには、やれること・やりたいことは目一杯やっておきたいもん。

かくいう僕は、持病もあるし、そこまで元気な人ではないけれど、ぼちぼちと楽しめることを亀のように過ごしていきたいと思っております。

そんな亀な僕を連れ去って、ここは富士山のふもと、朝霧高原

KAWS:HOLIDAY「COMPANION」を見て「よかったね〜」という話題に持ちきりの中、第二の目的であるプチキャンプがはじまった。今週の土日に、日本一綺麗な星空というPRで有名になった長野県阿智村の銀河もみじキャンプ場に行ってキャンプをするから、そのプレでやってみることに。

カセットボンベにくっつけるとガスコンロになる機械を使って火をたいて、そこにホットサンドメーカーを置く。ホットサンドメーカーには、パンを置いて、そこに卵や野菜を置いて、最後にまたパンをおいて挟む。さらにホットサンドメーカーを閉じる。そして、しばらく待ってひっくり返す。長男は真剣そのもので、そんなことをなんどもなんども、弟ふたりと実の息子のために繰り返す笑 家族思いの本当に良い兄だとつくづく思う。ありがとう。多分、ただキャンプ気分を自分が一番味わいたいだけだろうけど笑

子ども心をたくさん残したまま大きくなった人だからね。ほんと素敵よ。

みんなで食べるホットサンドは本当に美味しかった!しかも、目の前には富士山!富士山!あるんだけど兄が「なんか食べてる時って、景色見んよな笑」って笑 確かになあ笑 でも、その空気感の中で味わってることが総合的に「うまい!」から、それでよかった。

日本一の山のふもとで、とても空気の良いところで、自然の中で、愛する世界で唯一の兄弟たちと、家族と、楽しい時間を過ごしながら、ホットサンドを食べる。

「うまい」に決まってる。

ご飯は、自分の体をつくり、自分の心をつくる。食べることは生きることって本当にそのまま素晴らしい言葉だし、本質をついた言葉だと思う。いつか兄が言ってたな。「一緒にご飯を食べるってのは、ただものを食らうだけじゃなくて、一緒に食べてる人とのコミュニケーションなんじゃないの?」って。確かにそうだなって、その時の自分は思って、ヴィーガン生活をやめた。その時の感情でいえば「やめざるを得なかった」という方が正しいね。今も確かにそう思う。だけど、書きながら思うのは、この考え方って、すっごく現代的な考え方だなってこと。食べることだけに集中しなくてもいいって考え方がね。コミュニケーションは確かに大事だけれど、食材のことを考えることは必要ないんだってね。

どちらか一編だけではいけないなあと思う。

食べることを含む、その時をつくる全ての環境に意識を研ぎ澄ませば、飯がより美味しくなる。それに、食べたこと、話したことだけじゃない記憶の結びつきが生まれる。それが楽しかった。

同じ時間を共にして、同じ飯を食べる、しかも同じ場所で。
時間や空間を超えて繋がれるインターネットの力があるからこその今だけれど、そんな肌と肌の感覚を共有することは、本当に人間的だし、そうでありたいなと思います。