ミニレゾのミカタ

『ニートのいずみくん』の日記的なログ

お店の方、本当にごめんなさい。

なぜか今日、大学の友人たちと11人で集まって2000円のコースで宴会をするという風に、お店に予約を入れてしまっていたらしい。

 

大学の同期グループで集まろうという話になって、キャンセルしてもいいからとりあえず予約を入れておいたのが、失敗だった。

 

みんなと予定を合わせて、9月に集まろうということになっていたから、当然のように、今日の予約はないものだと思っていた。

 

これに気づいたのは、仕事おわりがけの17:00に見知らぬ電話番号から2度も電話がかかってきていて、番号を調べると、居酒屋の名前が。心当たりはないけれど、その名前でメールを検索してみる。すると、ちゃんと確認メールや確定メールやキャンセルしたらお金もらいますよメールがちゃんとしっかり届いていた。

 

子どもたちと遊んで地域の人を招いてと盛りだくさんだった仕事のあとに、ぐっと疲れがのしかかって重くって、もうすぐにでも倒れそうだった。

 

「当日キャンセル100%」

 

口がぽかんと空いたまま唖然とした。これからお金を貯めていこうとしているところに、意味のない出費。しめて2万2千円。悲しすぎる現実に打ちひしがれた。

 

それでも人間というのは、馬鹿野郎なもので、「説明したらなんとかなるんじゃないか」と思ってしまうものなのである。

 

びくびくしながら電話をかけた。「すみません、今日の17:00に予約していたものですが、すっかりキャンセルを忘れてしまっていて…」というと、「もう来なくていいです、お金も結構です」と言い放ち、電話は切れた。

 

とてつもない安堵感は一瞬あったけれど、それよりも、お店の人を怒らせてしまったこと、悲しませてしまったことに対して、とても心苦しく思った。自分が店側なら文字通り100%キャンセル料をとっただろう。それほどに僕がしたことは罪深いことだ。

 

少し調べてみると、こうした「飲食店を予約したのにドタキャン事例」だけで、億単位の損失が出ているという。チリも積もればなんとやらともいうが、なんとやらどころではない。大変な事態に加担してしまった。

 

こうした空予約・ドタキャン被害が増えた原因は、顔を合わせたり電話で話すこともなくインターネット経由で予約が完了してしまうことで、利用者に実感とキャンセルした時の罪悪感が薄かなってしまうことが大きいのではないかとも考えられているらしい。

 

まさに、僕もこれに当てはまる。

 

本当に申し訳ない。

もう二度と不確実な予約はしません。

 

本当にごめんなさい。